【英検のこと③】おすすめのテキスト単語編
なんだか長くなってきました。前回、レッスン以外の対策の続きです。
英検関連の書籍や問題集は、ここのところかなり増えました。中には、小学生向けのものもあります。
小学生向けと書かれているのがこれまでと違うのは、おそらく、漢字の読み仮名などの配慮があることです。
今回は、市販のテキストなどのお勧めや使い方をご紹介します。
基本的に、5級や4級でしたら、無料公開の過去問、単語、総合的な問題集の3つのもので対策できると思います。
読んでわかる語彙をふやす対策
英検といえば、旺文社が有名なのですが、いまではいろいろな出版社から本が出ています。個人的に購入したのはこちらです。
ジャパンタイムスの出る順で最短合格単熟語5級。
こちらは、イラストが載っているのが良いと思って購入しました。
小さい子には、まだ文字だけの英語→日本語の訳だけだとイメージがつかないこともあります。知らない言葉もあります。その点、イラスト付きだったので良かったです。そして、子供向けの本にありがちな『カタカナの読み』が書かれていないのもよかったです。音声は、CD付きのため、最近主流の、音声ダウンロード版にはなっていません。それが少し不便。のちに使い方を書きますが、必ずCDや音声を活用してインプットしていくようにしましょう。
旺文社の出る順パス単は4級を持っていますが、やはりもともと中学レベルの英語試験ですので、訳は文章だけ。漢字も読み仮名がないので読めないものも多いですし、見ても面白味がないので小学校低学年の子供にはイマイチ。
旺文社からも、4・5級は絵で覚える英単語の本も出ました。こちらなら、読み仮名もあるので良いと思います。
単語集の活用法
こうした単語の本の利用法としては、必ず音声をかけながら、テキストの文字を指で追いながら一緒にブツブツつぶやきます。
ボキャブラリーを広げる、といっても、音声からインプットしていくことで、リスニングやスピーキングを同時にトレーニングします。
1日20個ずつくらいを、CDに合わせて読みます。1回で覚えようとしなくてOKです。ただ、読む。そして次の日は前日にやった20個プラス新しい20個を読む・・・という感じで、毎日短い時間でもいいので繰り返します。最後まで終わったらまた1からです。
持っている単語集にもよりますが、ジャパンタイムズのものであれば2週間くらいで1周できます。何回も繰り返すうちに、見覚えのある言葉が出てきて、少しずつ覚えている単語が増えてきます。
見てすぐ読める、わかるという単語にはチェックボックスにチェックをして、次からはそこを飛ばします。
そういう単語が増えてきたら、暗記シートなどで意味を隠して、自分で思い出しながら言うチェックをしてみて、覚えている単語はチェックしていきます。
なかなか一緒に時間をとって毎日継続が大変…という場合
先に書いた方法は王道なのですが、小さいお子様にはなかなか継続させるのが大変だったりもします。
そこで・・・私の本当のお勧めは、本よりも少し値段は高くなりますが、こちらのDVDです。横浜で英語教室をされているけこりん先生の教材。実はレッスンの中でも、こちらのシリーズの教材を必要に応じてちょくちょく差し込んで使っています。
こちらは、自宅でインプット用に、という使い方の単語DVD。5級レベルの単語が、イラスト、文字、音でパッパと出てきて、チャンツのリズムにのってリピートしているうちにいつの間にか覚えてしまっています。我が家でも小さいころから自宅で実は使っておりました。
ボキャブラリーまとめ
ということで、単語の学習のポイントは、音声もたくさん活用することです。
私が中学生の時には、単語はスペルを書いて覚える。。。という昭和の勉強法でした。学校の教科書の音声も、先生が授業でCDをかけるときにしか聞けなかったですよね。
今は、たいがいの教材で音声ダウンロードなどがついています。
英語は言葉なので、音からのインプットがなければ、いつまでもリスニングやスピーキングにつながりません。知っていても聞き取れない単語がたくさん出てきます。
そのためには、質のよい音声インプットが必須なので、ぜひ音源も活用してください。
そして、次回はジャンル別や総合的な対策の問題集などをご紹介します!