ニュージーランド旅行記① Taurangaという街、ご存じですか?
こんにちは!
今回は、プライベートではありますが2024年夏の旅行のことをレポートします!
今年の夏は、家族とニュージーランドへ行きました。北島にあるTaurangaという町、ニュージーランド最大の都市オークランドから車で2時間半ほどのところにある港町です。
私が今回、ここへ行った理由は、お友達に会うため。
30年前、高校生の時に初めて海外へ行ったのですが、高校のプログラムとしてホームステイしたのがTaurangaでした。
今回、30年来のお友達である元ホストファミリーを訪れる旅でした。
初めてのホームステイ in 1994!
私は伊丹市の高校の普通科出身なのですが、2年生の時に初めて、国際交流プログラムとしてニュージーランドの高校とのホームステイプログラムというのが始まりました。当時、まだ関空がオープンしておらず(!)、伊丹空港から国際線が飛んでいた時代です!(その翌年から関空だった)
同じ高校の1,2年生が15名、プログラムに参加しました。
当時の英語力は、高校受験英語に毛が生えた程度の語学力に、NHKラジオの英語でリスニングをしたり、アルクの通信講座で英語を独学で少しやっていた程度。しゃべれるというほどの英語力はなかったのですが、英語の発音をマネするのは得意だったため、なんとなく英語っぽく話をするのは得意だったと思います。笑
私のホストファミリーは、ウェールズ(イギリス)出身のホストファーザー、イングランド出身のホストマザー、15歳と13歳のホストシスターの4人家族。
当時のニュージーランドやオーストラリアでは、学校で第2外国語として日本語を選択する人も多く、ホストシスターの二人も日本語を勉強していました。
10日間くらいの滞在でしたが、できるだけファミリーと話せるように、寝るとき以外はリビングにいて、わからないながらもいろんな話をして楽しく過ごしていました。
その後も30年の交流が続いた理由
高校2年生だった当時、受験が近づいていく空気に少しずつ進路を考えたり、悩んだりしていました。
英語が好きだったので英語を学ぶ大学に入りたい、と漠然とは思っていたものの、はっきりやりたいことが決まっていたわけではない。
周りは予備校に行ったりしていた中、高校では塾や予備校にはいかずに勉強しようと思っていた私は焦ったりもしていました。
そんな時にニュージーランドの生活を体験して、フレンドリーな人々、塾に通う、という文化はなくみんながスポーツやアウトドアなどを楽しんでいるライフスタイル。自分の価値観が変わるような経験をして、海外へのあこがれが一層強くなり、海外留学に近づくための進路を考えるきっかけになりました。
そして、帰国後も手紙のやり取りをしながら、英語辞書片手に、時間をかけて毎回、自分の言葉で英文を作っていたのが英語力アップのキッカケにもなったと思っています。
翌年、ホストシスターの長女、Nic(仮名)が今度は日本に来ることになりました。私の家は団地住まいで、ホームステイさせてあげることができず、前年に同じホームステイをした1つ下の別の生徒のところに彼女はステイすることになったのですが、担当していた英語の先生が声をかけてくださって関空へのお迎えに、私も同行させてもらうことになりました。
関空からのバスの中で、私はアルクの通信講座、ヒアリングマラソンの中のフレーズを使って、いろいろ会話したのを覚えています。笑
そんな高校時代。
そして大学3年の時、クリスマスを過ごしに再度ホストファミリーを一人で訪ねたり、社会人になってからのオーストラリア留学中にもクリスマスを過ごしに滞在させてもらうという交流がずっと続きました。
Nicは大学卒業後に日本語の先生になって、のちに、日本で働いている期間があり、お互いの結婚式に参列するような大切な友達になりました。
彼女は日本で家族ができたのですが、数年前、コロナ禍にニュージーランドに戻っていました。今回、私が家族と一緒にニュージーランドで再会する、という夢がようやくかなったのです。
タウランガ、日本からどうやって行く?
一人で旅行をするなら、アジア経由でも全く問題ないので、これまでシンガポール航空やマレーシア航空でアジアの都市を経由してオークランドへ行っていました。
が、今回は小学生とはいえ家族と一緒。できるだけシンプルなルートはないか・・・
関空からの直行便はありません。成田発ならありますが、夏休み前半、とにかく航空券がピーク。
これまでの海外は、ジェットスターのセールをうまくとってケアンズ直行だったので、かなり悩みました。
そんな時、いつの間にか関空からブリスベン(オーストラリアの都市)直行便ができていました。少し前まで、ゴールドコースト便しかなかったのに。
そしてブリスベン往復をまずセール価格で確保。笑
ブリスベンからオークランドを、別で手配することに。
関西空港からオークランドまでを検索すると、同じ航空会社での経由便しか基本は出てきません。今回は、ブリスベンからオークランドを別の航空会社で手配することも考えて調べました。
ただ、航空会社を変更して乗り換える場合、チェックインも経由地で入国して出国という手続きが再度必要になるし、航空会社にも問い合わせたところ3時間は空けてほしいとのこと。それであると結局オークランド到着時刻が遅くなるため、今回は経由地のブリスベンで一泊して翌朝の便にすることにしました。帰国便も、乗り継ぎ時間を考えて一泊することに。
私は2004年にオーストラリア留学でブリスベンに住んでいたので、いつか家族と行きたいという気持ちはあり、今回偶然にもブリスベンとタウランガ2都市に泊まることができたのはとてもラッキーでした。
※この方法はある程度航空券代金は抑えられましたが、オーストラリア入国の電子ビザ(etas)も4人分とらなければならないし、出入国の時に説明が必要なケースもありますので海外に慣れた人にはお勧めですが、初めての人にはあまりお勧めしません。
オークランド空港からの足は、空港からレンタカーを手配。エアポートリムジンのようなバスでも大人片道135ドル!(1NZ$=90円前後)
レンタカーなら5日間借りても2万ちょいだったのでレンタカーを手配。家族連れにはやはりレンタカーが安いです。
ブリスベンではUberで移動しました。日本のUberタクシーと違って、何年も前から個人のドライバーのUberはオーストラリアでは一般的。タクシーより安く、市内と空港の間の移動も、4人が電車に乗るより明らかに安く済みます。
家族とブリスベンに行きたい、ニュージーランドに行きたい、という夢を同時にかなえられる、なんとラッキーな日程!ということで今回の行程が決まりました。
ということで、大好きなタウランガには2004年のクリスマス以来、約20年ぶり、そして留学先であったブリスベンには2005年に遊びに行った以来、19年ぶりの旅行!
そんなエキサイティングな旅行記、続きます。