フォニックスワークブックで26文字をしっかり定着

こんにちは。

今日は、今年度のレベル2クラス(小学校2~3年)クラスで使用しているテキストで、このレベルのフォニックスでの目標をご紹介します。

このクラスは、幼稚園クラスから継続されている方が多く、英語学習歴としては長い生徒さんは年少から考えると5年目。小学生2年から入られた生徒さんは2年目となります。

幼児クラスでは、アルファベットの形や名前を覚えて、ある程度マッチングできるところまでしてきました。そして、昨年度のレベル1クラスの時には、こちら。

All about the ABCを使って、4線に文字や短い単語を書くことに慣れ、鏡文字になりやすい字なども正しくかけるように、楽しいアクティビティを使って、26文字の音のインプットと書くことへの練習をしてきました。

今年度は、フォニックスのテキストであるこちら。

Phonics Workbook 1

この本を使っています。

この本では、なんといっても、いろんな種類のアルファベットジングルが載っています。

ジングルというのは、掛け算の九九のように、リズムに乗って何度も唱えるうちに丸ごとおぼえてしまうものです。

レッスンでは、幼児さんの時からこのジングルを歌のように歌って、26文字の音(Aはeiではなく『ア』のような音で読む、ということ)をインプットしています。それを別の単語でいろんなパターンで練習して、より定着していきます。

なんとなく26文字の音を覚えているところから、正しく、英語らしく発音を練習したり、似た音同士の違いを聞き分けたり、という活動をしつつ、26文字の音をしっかりとマスターできるように繰り返し、活動をします。

例えば、pとb、tとd、cとgといった、音の出し方が同じ『いとこ音』と言われる音の聞き分け。

単語の最初の音、終わりの音の聞き取り、書き取り練習。

そして、3文字の単語の真ん中にある母音の聞き取りを正確にできるように練習して、3文字の単語の読み書きにつなげます。

最終的に、シンプルなセンテンスで書かれた文章を自分で読めるようにしていきます。

このレベルで、アルファベット26文字が正確に音のインプットができ、3文字の単語を読み書きできることから、レベル3のフォニックスステージに入るととてもスムーズに次の学習に入れると思います。

レベル3で学ぶテキストは、こちらです。

This is Phonics1

26文字がしっかりできていれば、次に覚えるのは、サイレントeなどのちょっと難しいルール。

matという単語は3文字単語なので、

m + a + t の3つの音をそのまま読んでつなげれば読めます。

が、最後にeが付くと‥

mate となりますので、 『マットエ』(便宜上カタカナにしました)とは読まず、『メイト』、と読みますよね。

この『メイト』という読みは、m + エイ(aの名前読み)+tとなって最後のeは読まない、というパターンです。

こうしたパターンの読み方をサイレントe、マジックeと言われ、英単語にとてもたくさん出てきます。

sale, whale, white, cute, pole などなど・・・

こうしたルールを覚えていくことで、読める英語をどんどん増やしていくステージです。そしてもちろん、聴く、話す、書くことも同時にしていきます。

同時に、こうしたフォニックスリーダーという絵本を使って、実際に読む練習もどんどん進めていきます。

Building Blocks Library

この本は、レベル9まであり、最終的には、レベル9の6冊で18650語というレベルの語彙数まであります!

是非、このレベルで英語のストーリーを楽しめるようになるまで、基礎から力をつけて行ってもらいたいと思います!

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