【英検のこと④】テキストのご紹介とまとめ

英検についての続き、今回で最後です!

単語のテキストをご紹介しましたが、今回は全体を把握できる英検対策本です。

今は本当にたくさんの本が出ていますので、実際に手に取って、お子様が興味を持ちそうなものにされたら良いと思いますが、使い勝手の良いものをいくつか、ご紹介します。

ここ数年、定番になっているのがこちら。

ひとつひとつわかりやすくのシリーズです。

イラスト付きでとっつきやすく、出題のパターンを網羅しています。問題数はそれほど多くありませんので、参考書的に使うイメージです。練習問題を足したい場合は、過去問などを何回か分しっかりやってみてください。

出版時期が2013年初版なので、まだ音声はCDなのが一般的だったので、ダウンロードにはなっていないようです。

そして、単語と同じく、実は英検おすすめなのがこちらです。

単語編でご紹介した、英単語でポンを文章にしたもの。

基本の文章をしつこいくらい、チャンツに合わせてリピートします。同時に指差しながら読むことで読みにもつながり、速読の力にもつなげます。語彙レベルは英検4・5級レベル。

このテキストは英検用ではなく、英語教室で実際に使われるテキストです。基本文をまるごとインプットしてしまうことは、のちの文法学習にも入りやすくなります。教室でも、実は今後、取り入れたいと思っているテキストです。

こちらでしっかり音読練習をすることは、英検対策につながると思います!

子どもの英検、理想のタイミング

個人的に、英検は『英語学習が進んでいったときに実力に合わせて受ける』のがよいと思っています。試験のためだけの学習ではなく、本当の意味で実力をつけて、それを目に見える形にするための資格試験、という感じです。合格すると、受けた本人も自信につながり、モチベーションにもなるのは事実です。

なので、英検対策本だけを使い込んで試験のためだけの準備をするのではなく(私たちの世代に多い、『受験英語』をしてきたのに実際は英語に自信がない、話せない、というパターンは同じですよね)英語を読める、聞ける、話せる、書ける、という力をつけて、それを試験で確かめる、という流れになるのが理想です。

まずは、レッスンのテキストにもたくさんの語彙、英文が出てきますので、それらをうまく活用して基礎固めをしていきましょう。

おうちでもCDを聞くのはもちろん、できる限りテキストを開いて、イラストで意味を感じながら、文字を追って読みにつなげる、という地道なトレーニングが、英検にも必ずつながります。

ご質問などあれば、アドバイスもしますので是非、おうちでの積み重ねをよろしくお願いいたします!

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